日本人にとって英語が難しい理由

日本人にとって英語が難しい理由

日本人にとって英語が難しい理由

私たちは中学1年で英語を勉強し始め、高校3年までの6年間、大学入試を目標として必死に英語を勉強します。大学に入ると大半の学生は殆ど英語を勉強しないので、大学卒業時、大学入学時より少し英語の実力を落とした状態で社会人になります。

大企業の新入社員のTOEIC平均点は450点から500点と聞きます。これはどういうレベルかというと、英検でいうと、準2級程度になります。大企業に入社できる人ですから、少なくとも国立大学同等の大学の卒業生と考えられます。

つまり、日本で国立大学同等の大学に入れるのは全ての学生の上位20~30%位ですから、それら上位のの生徒の平均が英検準2級程度と言う事になります。

それでは、TOEIC500点、英検準2級とはどんなレベルでしょうか?

日本人にとって英語が難しい理由

日常会話を聞いて何とか分かるが、アメリカのTVニュースなんかは全く分からない。レストラン等で片言で注文くらいはできるが、会話は殆どできない。アメリカの小学低学年生程度の英語力でしょうか。学校で6年間必死に勉強して、この程度なんです。

それでも、これは上位20~30%の人の話であって、半分以下の人は、中学1年の三人称単数とか、be動詞と一般動詞の区別すらできず、英単語のまともな発音すらできないのです。

これって、なぜだと思いますか?

文法中心の勉強が駄目で、もっと会話中心にすべきだとか、もっとネイティブに発音を教わるべきだとか、小学校のもっと早い段階から英語を教えるべきだとか、いろいろな意見があります。しかし、日本の偉い先生たちを含めて、誰も言わないことがあるのです。

それは、『世界の中で日本人ほど英語の習得が難しい国は無いと言う事です』

それを証明するためにこんなエピソードがあります。

アメリカの外務省に相当する職場の人たちは、どこの国の担当になるかで、その国の言語を学習する必要があります。そして、それらの国の言語を習得するために各々、何時間の勉強をする必要があるかを公表したサイトがあります。

英語と比較的似ている文法を有するフランス語とかドイツ語とかのヨーロッパの言語で600時間、それに対して、日本語、韓国語が一番難しく、2200時間必要とのことです。元々アメリカでも超優秀な人でそれだけの時間が必要になるのです。逆に言うと我々日本人が英語を習得するのに、2200時間必要と言う事になります。(それも優秀な人が短期間に集中して)

それでは、私たちは、中学、高校の6年間で何時間英語を勉強してきたのでしょうか?
1週間、授業と家庭学習を含めて10時間とすると、10時間×50週(1年)×6年=3000時間

時間的にはクリアしていますが、6年もかけてちんたら勉強していては駄目で、これを1年くらいで集中してやらないと駄目なんです。

つまり、週に60時間×50週(1年)=3000時間
1日9時間弱、1年間、毎日勉強しないと、英語は習得できないのです。(それも優秀な人で)
日本にいながら、大学入試の勉強もしながら、どうしてこんなこと出来ますか?

つまり、学校教育で、英語を習得(ネイティブ並みに使える)ことは不可能なのです。
それではどうして、日本人は学校で英語を勉強するのでしょうか?それは、『将来英語が必要になる人にとって、その下地を作っておきたい』と言う事です。将来、仕事で欧米人と対等に会話をする必要になった時、その人にとって最短の時間でそうなれるようにしておきたいのです。

将来、誰がそうなるか分からないので、とりあえず、国立大学に行くくらいの人には勉強しておいて貰いたいものです。

塾・孔明では高校3年で英検2級に合格できる様指導を行います。

以下、具体的に日本人にとって英語がどう難しいのかと言う事を、文法の問題、発音の問題、必要性の問題の3つに分けて説明していきます。

まず、文法編のNo.1をご覧ください。以下にリンクあり

英語コラム

日本人にとって英語は難しい(文法編)_1に続く…