小学6年生の保護者の皆さん。
もう少しで卒業です。
中学に入ってお子さんがしっかり勉強をしていけるだろうか。大変心配だと思います。
中でも中学1年から科目として学習する英語をしっかり理解できるだろうか。
(5年生と6年生の授業で一応英語を勉強しましたが、文法を習っていません。)
特に保護者の方で、学生の頃英語が苦手だった方にとっては特に心配だと思います。
保護者の方で昔英語が苦手だったのも無理はないのです。
だって、学校の授業だけで英語を完璧に理解できる生徒はほぼいないのです。
理由として、教える先生の力量の問題と、英語そのものが日本人にとって難し過ぎるという事があります。
しかし言えることは、『中学1年の英語の学習で中学3年間が決まる。』という事です。
中学生3年生で英語が嫌い(できない)人にいつごろから嫌いになりましたか?
と質問すると、大多数の人が、中1の2学期で「複数形」、「三人称単数」が出て来たころから。と答えます。
確かにここが一つの山場で、ここを乗り切れれば、後はすんなりいく場合が多いです。
でも本当の山場は be動詞の理解と一般動詞の使い分けなのです。
山場と言っても、ほとんどの人(すべての人と言っても良い)は be動詞の本来の意味を理解しないまま中学を卒業します。
という事は一生理解しないまま終わるという事です。
でも頭のいい人は、本来の意味を理解出来なくても、無理やり用法を覚えてしまうので、中学英語くらいは問題なく終了できます。
でも中間レベル以下くらいの人にとっては、意味不明なものを覚えることは出来ないので、結局、英語は出来ないまま終わります。
ですから、そのような人にとっては、理解できることが必要になります。
be動詞の本来の意味は、
『・・・の状態で存在する』という意味です。
今まで、先生が教えてくれましたか?
この意味を中学1年生の初級学習者に理解させて初めて英語が理解できるのです。
実際は、学校の英語の授業だけでは、1年後に半数以上の生徒が以下のような状態に陥ります。
・英語のつづりが苦手。
right なんてなぜこう書くのか訳が分からない。→ 覚えられない。
・be動詞が分からない。
意味がまず分からないし、どうして動詞なのかが分からない。
・be動詞と一般動詞の使い方が分からない。
I am not play baseball. などとしてしまう。
・三人称単数が分からない。
三人称の意味が分からない。he , sheなら分かる気がするが、物が主語の時は分からない。
・複数形が分からないし、面倒くさい。
日本語は単数複数を区別しないのに、英語は面倒だ。
・代名詞の4つの格変化を覚えられない。
・主語を間違う。
はい。そうです。を全て Yes , I do. とかにしてしまう。
・疑問詞を付ければ疑問文になると思っている。
What you have ? とかやってしまう。
・What do you like ? とかの質問に
It is an apple. と答えてしまう。
・一般動詞の過去形が覚えられない。
規則動詞と不規則動詞があって、訳が分からない。→ どっちかに統一して欲しい。
他の間違いパターンもありますが、大体こんな所です。
これを見ると、英語って確かに難しいですよね。苦手になるのも無理はないです。
ただ、教わり方次第では理解して覚えていけるんです。
学校では、理解できないのは生徒の責任という発想なので、意味なく覚えなさいというだけです。
それでは、頭が特別良い人以外は覚えられません。理解させることが必要になります。
上記の間違いパターンの根本原因は、以下の事を理解できれば解消します。
・be動詞の意味と使い方の理解
・強調の助動詞 do の理解と使い方
・英語の否定文は否定することの前に not を入れる
中学2年以降になって、全く英語を理解できていない人を学校の授業を理解できるところまで持って行くことは至難の業です。
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