塾・孔明を開塾して6年が経ちました。
(ここから途中まで以前のブログの内容です。)
実は、塾・孔明を開塾した時のうたい文句は、
『必ず成績をUPさせます。もしUPしなかったら受講料を全額返済します。』でした。
入塾後6か月経ったとき、成績がUPしたかどうかを判断し、もしUPしなかったら6か月分の受講料を全額返すというものです。
こちらとしてもそうなったら困るので、かなり厳しく生徒さんを指導しました。
結果、1人だけ成績が上がらなかったという事で全額返金し、退塾していきました。
ではその他の生徒さんはどうなったか。
ほんの一握りの生徒さんだけが残り(成績が上がった)、ほとんどの生徒は厳しすぎて6カ月を待たず辞めていきました。
全額返還した生徒さんも、塾でメインで教えている数学、英語については少し成績はUPしたのです。
しかし理科とかがかなり下がってしまって、段階が上がらなかっただけでした。
成績UPの定義を決めてなかったのが失敗でした。
その後、英語と数学のどちらかが成績UPすれば条件を満たす。という事に決めてからは受講料返還者は皆無になりました。
結局、開塾後2年でこの取り組みは辞めました。理由はどうしても生徒さんを厳しく指導し過ぎてしまい、
勉強が嫌いな生徒さんは2,3カ月もたずに辞めて行ったからです。
この制度を辞めてからは、厳しすぎる指導から、本人の実力とやる気を計りながら臨機応変に指導するように変えました。
現在もそのやり方が続いています。
このやり方でどういう効果が出ているか。
・勉強をやる意欲が大きい生徒:短期間で成績が大きく上がった。
(短期間で上がり過ぎて、もう塾は必要無いと言って辞めていった生徒まで出た。)
・勉強をやる意欲がそこそこある生徒:時間はかかるが成績が除去に上がった。(1年で偏差値3前後UP)
・勉強をやる意欲が無い生徒:成績が全然上がらない。
(3~6カ月で成績が上がらないと言って退塾した。(親に辞めさせられた))
以上のことからどういうことが言えるか。
『本人にやる気さえあれば100%成績を上げて見せます。』
ただし、成績が上がるまでの時間はやる気に反比例します。
もし上がらなかったら本人にやる気が無いという事です。
(ここまで)
ここから最新の追加情報です。
やる気があってもどうしようもない生徒さんがいます。
あまりにも頭が悪すぎる場合です。
偏差値でいうと35以下。全体の下位7%になります。
西条市の段階表示だと当然1段階です。
昔であれば特殊学級、今では特別支援学級といいますが、そこに入ってもいいレベルのお子さんです。
学校によってはそのクラスがなくて、本来そこで学習すべきレベルにもかかわらず普通のクラスにいる場合が多いです。
このレベルのお子さんは、中学生になっても普通の足し算引き算ができません。(よく間違えます)
このレベルのお子さんが過去何名か塾・孔明に来ました。
こちらとしても一生懸命教えるのですが、如何せん、ぬかに釘、下手をしたら、水に釘。状態です。
はっきり言います。
このレベルのお子さんの成績を上げる(学校での順位を上げる)ことは不可能です。
なので偏差値36以上のお子さんなら何とか成績を上げて見せます。
当然本人のやる気があるのが前提です。