9月に入学、進学を伸ばす案について再考。

 

西条市の小、中、高生は明日4/20(月)から再度休校していますが、

5月10日までの延長となっています。

再延長になるかどうか未定ですが、今の時点では授業再開となる可能性が大です。

この間、9月からの入学、進級に変えたらどうか。との案が議論されています。

私(塾長)も少し前のブログで賛成の立場を表明しました。

ゴールデンウィークの間、塾・孔明は休みでしたので、いろいろな方の意見を読ませていただきました。

9月入学に賛成に意見が多かったのですが、反対の意見もかなりありました。


その中でも、以下の2点は考えさせられました。

1.大学4年生の卒業が5か月伸びる間の学費、下宿代、生活費が大きな負担になる。

 大学生の1か月の生活費って下宿生にとって10万円くらいかかります。よって50万円余分に必要です。

2.大学生、高校生で就職する人が5か月間社会に出るのが遅れる。(労働者の人数が5か月減る)
  
 新卒の労働者に期待している企業等も多いのではないでしょうか。


この2点に関しては反論ができません。

それでは9月入学をあきらめた場合の対抗策として私が思うのは、

今年の授業で取り残した分は来年以降で取り戻す。

小6で未履修の分野は中学でさらに難しいことを勉強しますので問題ありません。(一部勉強しない分野もありますが目をつぶる)

中3で未履修の分野は気にしなくても高校でさらに難しいことを勉強しますので問題ありません。

高3で未履修はまったく問題ありません。履修内容は元々高校で決めた内容なので。


中3、高3の未履修問題は高校入試、大学入試の範囲を縮小するだけで対応できます。


おそらく9月入学問題は問題が多すぎて実現しないと思います。

夏休みが多少短縮(2週間程度)、土曜の半日授業追加くらいは覚悟しないといけないかもです。