塾・孔明に行かないのは損。(パート4)

 

以前にも書いたのですが、

塾・孔明以外の塾へ行っているお子さんは、塾・孔明を知らなくて可哀そうだな。と思います。

すごい自信だな。という声が聞こえてきます。

他の塾の事も知らないのにどうしてそんな事が言えるんだ。という声も聞こえてきます。

何故言えるかというと、

私が中学、高校時代、先生から教わって、分からなかった事がたくさんあります。

特に、英語。

例えば、

・前置詞の使い分け、なぜ be surprised at が atで、be pleased with が with なのか?

         なぜ 月にはin 、日にちにはon 、時間には at が付くのか?

・不定詞と動名詞の使い分け、なぜ、want to  が不定詞しか取れず、 enjoy ~ing が動名詞しか取れないのか?

・助動詞 must(しなくてはいけない) の否定 must not が(してはいけない)になるのか?

        しなくてはいけない。の否定は しなくてもよい。じゃないのか。

・そもそも一般動詞の否定文がなぜ I do not play tennis . で、I play not tennis .とならないのか?

                be 動詞の場合は I am a student .の否定は I am not a student .じゃないか。

・a と the の使い分け。


その他、書ききれないくらいたくさんあります。私が学生の頃はとにかく理屈じゃなく覚えました。


中でもほぼ理解できなかったのが、be動詞です。

イコールの意味だとか、・・・・です。という意味だとか。

使われる文章で全く違う時があります。

ビートルズの歌で、「Let it be .」というのがありますが意味が全く分かりませんでした。


5年半前に塾・孔明を開塾したのですが、その前に、塾用の教科書をほとんど取り寄せ見比べてみました。


全てのテキストには、英語はこういうルールになっています。としか書かれていません。

という事は塾・孔明以外の塾では、これはルールです。という教え方をしていると思われます。

現在の学校の教科書にも、塾用のテキストにも、こういうルールです。覚えてください。としか書かれていないのです。

という事は塾・孔明以外の塾へ行っている生徒さんはそう教わっているはずです。

be動詞の説明も先ほどの、イコールの意味だと書いているのがほとんどです。

これでは第2文型(S V C)の説明にはなりますが第1文型(S V)の説明になっていません。

詳細は省きますが、(あまり言いすぎると塾に来る意味が減るので。)


塾・孔明は違います。

私が昔疑問に思っていたことを、会社員のころ、将来会社を辞めた時、開塾する予定で20年以上勉強を続けてきました。

TV、ラジオ、雑誌、あらゆることを利用してこれらの事を学習、解決させました。

ですから、他の塾とは違って、私が昔疑問に思っていたことを全て、理屈で説明できるのです。

なので、

塾・孔明以外の生徒さんは損をしている。

と言い切れるのです。


今回は特別に上記の


・助動詞 must(しなくてはいけない) の否定 must not が(してはいけない)になるのか?

        しなくてはいけない。の否定は しなくてもよい。じゃないのか。

について説明したいと思います。

おそらく西条の中学、高校の英語の先生、塾の講師の中で説明ができるのはほんの数名の先生だけだと思います。

その前に、2つのことを説明する必要があります。

・助動詞 must の意味、

・否定 not の使い方

まず助動詞 must の意味ですが、中学の時 must には~しなければならない。

と ~に違いない。の2つの意味がある。と教わったと思います。

なぜ2つの意味があるのでしょうか。

実は must の本来の意味は1つしかなく、『100%だ』と言っているのです。

You must study . あなたは勉強することが100%だ。(勉強しなければならない)

You must be tired .あなたは疲れていることが100%だ。(疲れているに違いない)

ちなみに may は50% can は30%位の感覚でしょうか。


次に否定の not の使い方です。

これについては日本中の英語の先生が間違った教え方(考え方)をしています。

例えば、

You are a student . (あなたは生徒です。)

You are not a student .(あなたは生徒ではありません。)

You can speak English .(あなたは英語が話せます。)

You cannot speak English .(あなたは英語が話せません。)


上記の are not は be 動詞 are(である)を否定しています。(でない)

cannot は助動詞 can (できる)を否定しています。(できない)

私もこう教わりましたし、今の学校の教科書にもこう書いています。


でもこれは大間違いなんです。

実は、

否定の not は否定する語の前に置かれるのです。

もし be 動詞 are を否定するのだったら、not are

助動詞 can を否定するのだったら not can にする必要があるのです。

つまり、are not は be 動詞 are(である)を否定していない。

cannot は助動詞 can (できる)を否定していないのです。

では何を否定しているのか?

You are not a student .は not a student (生徒ではない)

You cannot speak English .は not speak English (英語を話さない)と後ろの内容を否定しているのです。

You are   not a student .は あなたは生徒ではない。 という状態です。

You can  not speak English .は あなたは英語を話さない。という可能性がある。(話せない)

ということなんです。


これら2つのことが理解できたら。

助動詞 must(しなくてはいけない) の否定 must not が(してはいけない)になるのか?

を説明します。

You must study .あなたは勉強することが100%だ。(勉強しなければならない)に対し

You must not study .あなたは勉強しないことが100%だ。(勉強してはいけない)になるのです。


これを説明するためのハードルは、上記の not の使い方の説明をする必要があり、

英語の否定文の説明を全部変えなければならないので、結構面倒で厄介なんです。


助動詞 must(しなくてはいけない) の否定 must not が(してはいけない)になるのか?

この理由さえ目をつぶれば、ほかの説明を変えなくても済む。(特に中学生の間は)

これが文科省の考えです。


高校になると否定 not は否定する語の前に置く。というのを説明しないと理解できない例がたくさん出てくるので、

そこで初めて説明されますが。(部分否定とか)

今後少しづつですが、塾・孔明でしか教わらない内容を載せていきたいと思います。(全部は無理ですが・・・)