小学生、特に4,5,6年生の保護者の皆さん。
お子さんの学力を適切に見抜けていますか?
例えば算数のテストで何点を取っていますか?
ひっ算の掛け算、割り算をやらせてみてください。
掛け算、割り算には九九を間違えると正解は出ません。
うちの子は計算間違えはほとんど無い。と言われる保護者の方へ。
小学校でテストに出る計算(ひっ算)で間違えないのは当たり前であって、
それを間違えるようでは、中学生になって非常に苦労します。
問題は計算の早さなのです。
掛け算をするためには、九九を間違えないことと、足し算を間違えないことが要求されます。
計算が早い人と遅い人との差は、九九の答えが一瞬で出るかどうかにかかってきます。
6×7=で、(ろくしち42)とすぐに出る人と、
6×2(ろくに12、ろくさん18、・・・)と順番に言わないと、ろくしち42と出ない人がいます。
これだとひっ算に時間がかかるわけです。
学校では時間がかかっても答えが合ってれば丸を貰えるため、このように九九が一瞬で出ない人を見逃してしまいます。
うちの子は計算が遅い。といわれる保護者の方へ。
九九を次の順番で言わせてみてください。
2×2=、3×2=、4×2=、・・・
2×3=、3×3=、4×3=、・・・
2×4=、3×4=、4×4=、・・・
詰まらずに言えますか?
これに詰まるようだと、中学でかなり苦労します。
その場合、これを詰まらなくなるまで練習させましょう。