中学生で英語が分からない人が多すぎる(2019)

 

前にもよく似た内容を載せましたが、また書きます。

弊塾では問い合わせを頂いた後、本人と保護者の方で来塾して貰い面談をするのですが、

その際、今後の指導方法の確認のため、簡単なテストをして貰います。

その時の感想なのですが、

中学生に入って入塾した生徒さんに多いのですが、英語が全く苦手な人が実に多いという事です。

数学については100点はいませんが、80点台、70点台、60点台、50点そこそこ、30点以下というように、

まんべんなく色々な成績を取るのですが、

英語については、80点以上の人はほとんどいなくて、ほぼ全員が50点以下、中には0点もいます。

本当に理解していないです。

特に以下のような状態になっています。

・英語のつづりが苦手。
 right なんてなぜこう書くのか訳が分からない。→ 覚えられない。

・be動詞が分からない。
 意味がまず分からないし、どうして動詞なのかが分からない。

・be動詞と一般動詞の使い方が分からない。
 I am not play baseball. などとしてしまう。

・三人称単数が分からない。
 三人称単数の意味が分からない。he , sheなら分かる気がするが、物が主語の時は分からない。

・複数形が分からないし、面倒くさい。
 日本語は単数複数を区別しないのに、英語は面倒だ。

・代名詞の4つの格変化を覚えられない。

・主語を間違う。
 はい。そうです。を全て Yes , I do. とかにしてしまう。

・疑問詞を付ければ疑問文になるんじゃないんですか。
 What you have ? でいけないんですか。

・What do you like ? とかの質問に
 It is an apple. でいけないんですか。

・一般動詞の過去形が覚えられない。
 規則動詞と不規則動詞があって、訳が分からない。→ どっちかに統一して欲しい。


大体こんな所です。


学校で平均的な成績の中学2年、3年生(偏差値50の人)でもほとんど上記の間違いをします。

ましてや、成績下位の生徒さんは、全く論外の状態です。


文科省は2020年度、中学3年生の終了時に英検3級レベルの実力になる生徒を全体の50%にしたいと言っています。

論外と言わざるを得ません。


現時点の実力は、実際合格している割合で、全体の10%あるかないか。

受験していないが同等の実力があると思われる生徒を含むと上位20%くらいでしょうか。

(中学の先生は30%と言っていますが、相当ひいき目な数字です)


これらは、私が中学生だった40年前と全く変わっていません。

その間、文科省を含め、学校の先生は何をしてきたのでしょうか。

このままで、3年後に50%になるわけがありません。


上位20%位の人はどんなまずい教育をしようが中学の英語くらいは英語の本質が理解出来なくても無理やり覚えてしまえるのです。

でも、それらの人でも高校に行ってから伸び悩むことになりますが・・・。


つまり、中学の授業だけで、英語を何の疑いも無しに理解し、英語の文法の基本を理解出来る人って、

ほぼ天才です。


だって、中学の先生ほど英語を教えるのが下手な人はいないのですから。

・英語の文法の本質は理解していない。(特にbe動詞)
・発音が悪い。(ほぼカタカナ語)
・冠詞(a the )の使い分けを知らない。

等々。

こんな学校の先生の授業だけで英語をマスターしたあなた。

天才です。


天才以外の皆さん。


塾・孔明で英語をできるようになりませんか。