子供の成績に親は責任を持つべき。

 

当塾のブログの根本に流れているのは、

他塾や学校の先生が決して言わない、

(本音では思っているかもしれないが、言うと馬鹿を見るので。)

でも私は分かって下さる人だけ当塾に来て貰えればいいと思っているのと、

その人のIQに応じた勉強方法が最大の効果をもたらす。

と信じているので、敢えて書いています。


それは、


学校の試験で高得点を取る才能は生まれつき決まっているという事です。

これを、知能指数(IQ)と言います。


100を真ん中に、120,130と大きくなるほど天才と言われる領域になります。

東大に合格する人は140以上はあると言われています。(偏差値換算で70以上)

逆に、90,80と下がっていくとより頭が悪いことになります。

ちなみに70を切ると、通常の義務教育が苦しくなり、特別支援学校に通う事を推奨されます。


IQは生まれつき決まっていて、一生で大きな変動はありません。


それも、7~8割は親からの遺伝で決まっています。

最近、あの林先生も一部認めていて、知能は母親から遺伝する。と半分とんちんかんなことを言っていますが、

それはさておき、

こういうと反論される方が出てきます。

「遺伝よりは環境だ」と。


実はこれはもう証明されていて、行動遺伝学という分野の研究で、一卵性双生児や二卵性双生児を比較することで、

身長・体重から性格に至るまで、さまざまな属性における遺伝と環境の影響を調べています。

そうした研究を総合すると、論理的推論能力の遺伝率は68%、一般知能(IQ)の遺伝率は77%で、

知能のちがい(頭の良し悪し)の7~8割は遺伝で説明できることを示しています。


信用できない人は、行動遺伝学の第一人者、安藤寿康教授の『日本人の9割が知らない遺伝の真実』を読んでみてください。


そして、遺伝以外の環境要素、2~3割が相当しますが、

それも親が関係しています。

なぜなら子供と四六時中一緒にいるのは親だからです。


子供の能力も把握しないのにやたらと勉強しなさい。と口うるさく言うだけだったり、

逆に甘やかすだけだったり、

子供の実力に合わない塾に通わせたり、


環境次第では少しではあるが伸びしろがあるのに、それをつぶしてしまう。


遺伝も環境もどちらも親の責任です。


自分の遺伝子に責任を持つべきです。


そして、せめて環境を良くして、最大の伸びしろを与えて下さい。

場合によったら、勉強以外に子供の才能を見つけてあげて、そちらに力を入れた方が良い場合もあります。