夏休みの学校の宿題はやめて欲しい。

 

特に中学生、高校生にとって、夏休みに大量の宿題が出ます。

各教科のワークと、理科の自由研究、読書感想文、等々。

私が中学校の時、音楽の宿題で作曲の宿題がありました。

そんなのできるわけないじゃん。と思いながら、どこかの楽譜を写して出しました。

ばればれです。

夏休みの宿題って意味あるのでしょうか。

これらを全てこなすことで生徒の学力が向上するのでしょうか?

中には、数学で出来なかった問題が出来るようになったとか、

漢字、英単語が書けるようになったという生徒がいないわけではありません。

しかし、例えば各教科のワークを例にとると、簡単すぎてやるだけ時間の無駄というレベルの人と、

全く分からなくて、取りあえず答えを写して提出するだけという生徒までいます。

先生としても、分からない問題は答えを見てもいいというスタンスなので、全く分からない生徒は丸写しをします。


上記両極端の生徒にとって、学校の宿題をすることは時間の無駄と、鉛筆の芯の無駄に過ぎません。

では何のために宿題を出すのでしょうか。

それは、

生徒を自宅に縛り付けるためです。

そうです。不良化防止のためです。

でもその目的は部活が大部分をはたしているので、宿題をそのために出すのは意味ないと思いますが。

やはり、宿題本来の目的の、学力向上のために出して欲しいものです。

ではどういう宿題を出すことが本来理想なのでしょうか?


取りも直さず、生徒本人のレベルにあった個々別々の宿題です。

そんなこと無理。という先生の声が聞こえます。

もし公立中学でそんなことしたら、生徒の親から苦情が来てしまう。との声も聞こえます。

でも本来宿題とは個々のレベルに合わせて、宿題をすることで学力を向上させるためのものです。


ほとんどのレベルの生徒にとって学校の宿題をしても学力は向上しません。

夏休みの学校の宿題は適当に済ませて、塾での個人個人に最適な学習と塾の宿題をすることをお勧めします。