中高生の親御さんから、
予習と復習のどっちが大切ですか?と質問されます。
その質問に対しては、
『人それぞれに違います。どちらも大切ですが予習無しで授業が理解できなくなってからは予習も必要です。』
中学生以降では定期テストのための家庭学習が絶対必要になります。
一切家庭学習しなくても100点が取れる。という超天才は別として、
テスト勉強というのは『復習』の事です。
なのでほとんど全ての生徒にとって復習が大切です。
では中高生にとって予習は必要でないのでしょうか。
その回答は、
授業を聞くだけで理解できる人は予習は不要です。しかし学年が上がって段々授業が難しくなってきて
授業を聞くだけで理解できない事が出てきたら『予習』が必要です。
何故なら、授業中理解できない事があると、それ以降の授業が無駄時間になってしまいます。
いくら後で復習しようが理解するためには授業時間の何倍もの時間が必要になるし、場合によるといくら復習しても
理解できない。ということになり、その後の授業は悲惨な結果になってしまいます。
なのでそうならないように予習が必要で、予習で分からない事を授業で理解する。というようにします。
また、よっぽどの天才で無い限り、高校の勉強は相当難しいので、ほとんどの高校生にとって予習は必要になってきます。
高校生にもなって予習せずに数学、英語の授業を受けても、ほぼ授業が理解できなくなりますよ。
中高生で予習、復習をしても授業が理解できない。という人は
残念ながら、塾に通う事をお勧めします。
そのままだと、悲惨な結果が待っていますよ。