新小6年生もかわいそうなのは同じ。(高校入試の英単語数2500語)

 

2年後、今年の新中1生が3年になった時、新学習指導要領が改定され、教科書が変わります。

小学生は来年から改定され、5,6年生が英語を教科として正式に学ぶのに伴って、

中学ではそれを前提に文法も英単語も今より強化されます。

大まかなイメージは、現在の高校1年生までくらいの英語が中学3年までに前倒しされる感じです。

来年小学5年になる生徒は、5年、6年、中1~中3の5年間でそれだけの分量を学習するので良いのですが、

来年6年生になる生徒は、小学校で英語を1年学習した後、中1から新しい教科書に変わります。

従来の1年生よりは少し難しく感じますが、許容できる範囲だと思われます。

問題なのは今年中1になる生徒です。

1年、2年と従来と同じ教科書で学び、3年になった時、教科書が突然難しいものに変わります。

小学5年から英語を勉強してきた生徒と同じ中3の教科書で勉強するわけです。

それまで(中1と2年の2年間)で実際は800語程度しか勉強していないのにも関わらず、いきなり2500語まで出てくるわけです。

言わば現在に例えると、中学3年生でいきなり高校1年生の教科書を勉強ことになります。

文法も今わかっている範囲では、「現在完了進行形」「仮定法」が高校1年から中3に移動してきます。

なので新中1生は通常の学校の授業だけでは中3で急に難しくなり、ほとんどの生徒はついていけなくなると思われます。

学校としてもそうならないように、中1の段階から補助教材等を用意すると思われますが、

いずれにしても、来年の新小5年生が中学3年まで5年間で学習する2500語を新中1生は3年間で習得する必要があります。

今年の新中2、3年生までは現行の1200語です。(ラッキー!)高校で苦労しますが・・・。

1200語でも全て覚えられる生徒は上位25%位ですが、2500語となると10~15%程度になると思われます。

という事で今年の新中1生は本当に気の毒というしかありません。


忘れていました。

今年小学6年生になる生徒もほぼ同じ事になります。

今年は小学校で正式な英語の授業がありませんので、来年中学に入学してから3年間で同じ分量の英語を習得する必要があります。

今年中1になる生徒と少し違うのは、中学2年から難しくなるという事で少しだけましかもしれません。

でも学校で英語を勉強するのは3年間で同じです。

なので今年小学6年生になる生徒さんは1日も早く塾で英語の勉強を始めてください。

そうすることで実質4年間で同じ分量の英語を習得すれば良いことになります。


新小学6年生が塾・孔明に来て貰えれば、中学2年までの3年間で現行の中学3年分を終え、3年時、新教科書にスムーズに移行できるようにします。

新小学6年生の保護者の皆さん。

小学校で英語の学習が始まるのは来年からなので、その前に卒業できてラッキーとか思っていないですか。

ラッキーどころか最悪なんですよ。

まだ保護者の皆さんが現実を理解できていないと思われます。

おそらく1年後中学に入学する前になって初めて現実を理解して大騒ぎしだすような気がしています。

来年以降、西条市の中学生向け塾はどこも満杯になることが予想されます。(入りたくても入れない?)

そうなる前に新6年生は今すぐ塾・孔明にご連絡下さい。