来年度より、小学5年生~英語が正式科目として今の中学1年生から学習する内容を前倒しして学習することが決定していますが。
3/26日に、この時使われる教科書の検定結果が公表されました。
英単語数として5、6年の2年間で600~700語程度だそうです。
現在の中学3年間、1200語ですからその半分です。
必要最低限の英語の会話、文章を入れるとその程度の英単語数は必要になるのだと思います。
英検で言うと5級と4級の中間程度でしょうか。
小学校でそれだけの英語(単語数)を学習することになるので、その生徒たちが中学、高校と進むときに学習する英単語数は
中学:1600~1800(合計2200~2500)
高校:1800~2500(合計4000~5000)
こういう数字になっています。
この情報は少し前に載せました。
ただこの時忘れていたことがありました。
それは中学の新指導要領が2021年度に実施されるという事でした。
つまり今年の新中1生が中3になる年(2年後)に教科書が変わり、小学5年~英語を勉強してきた生徒と同じ中3の教科書で勉強するわけです。
それまで(中1と2年の2年間)で実際は800語程度しか勉強していないのにも関わらず、いきなり2500語まで出てくるわけです。
言わば現在に例えると、中学3年生でいきなり高校1年生の教科書を勉強ことになります。
文法も今わかっている範囲では、「現在完了進行形」「仮定法」が高校1年から中3に移動してきます。
なので新中1生は通常の学校の授業だけでは中3で急に難しくなり、ほとんどの生徒はついていけなくなると思われます。
学校としてもそうならないように、中1の段階から補助教材等を用意すると思われますが、
いずれにしても、来年の新小5年生が中学3年まで5年間で学習する2500語を新中1生は3年間で習得する必要があります。
今年の新中2、3年生までは現行の1200語です。(ラッキー!)高校で苦労しますが・・・。
1200語でも全て覚えられる生徒は上位25%位ですが、2500語となると10~15%程度になると思われます。
という事で今年の新中1生は本当にかわいそうです。
なので新中1生は大挙して通塾しだすと思われます。
西条市の塾はどこも新中1生は満杯になることが予想されます。(入りたくても入れない?)
塾・孔明はまだ若干名余裕がありますので、お早めにご連絡下さい。
定員は8名です。