実は5年前、塾・孔明を開塾した時のうたい文句は、
『必ず成績をUPさせます。もしUPしなかったら受講料を全額返済します。』でした。
入塾後6か月経ったとき、成績がUPしたかどうかを判断し、もしUPしなかったら6か月分の受講料を全額返すというものです。
今思えば、無謀なことをしたものだと思っています・・・。
こちらとしてもそうなったら困るので、かなり厳しく生徒さんを指導しました。
結果、1人だけ成績が上がらなかったという事で全額返金し、退塾していきました。
ではその他の生徒さんはどうなったか。
ほんの一握りの生徒さんだけが残り(成績が上がった)、ほとんどの生徒は厳しすぎて6カ月を待たず辞めていきました。
全額返還した生徒さんも、塾でメインで教えている数学、英語については少し成績はUPしたのです。
しかし理科とかがかなり下がってしまって、段階が上がらなかっただけでした。
成績UPの定義を決めてなかったのが失敗でした。
その後、英語と数学のどちらかが成績UPすれば条件を満たす。という事に決めてからは受講料返還者は皆無になりました。
結局、開塾後2年でこの取り組みは辞めました。理由はどうしても生徒さんを厳しく指導し過ぎてしまい、
勉強が嫌いな生徒さんは2,3カ月もたずに辞めて行ったからです。
この制度を辞めてからは、厳しすぎる指導から、本人の実力とやる気を計りながら臨機応変に指導するように変えました。
現在もそのやり方が続いています。
このやり方でどういう効果が出ているか。
・勉強をやる意欲が大きい生徒:短期間で成績が大きく上がった。
(短期間で上がり過ぎて、もう塾は必要無いと言って辞めていった生徒まで出た。)
・勉強をやる意欲がそこそこある生徒:時間はかかるが成績が徐々に上がった。(1年で偏差値3前後UP)
・勉強をやる意欲が無い生徒:成績が全然上がらない。
(3~6カ月で成績が上がらないと言って退塾した。(親に辞めさせられた))
以上のことからどういうことが言えるか。
『本人にやる気さえあれば100%成績を上げて見せます。』
ただし、成績が上がるまでの時間はやる気に反比例します。
もし上がらなかったら本人にやる気が無いという事です。
なのでその場合受講料の返還はできません。
やる気のある生徒さんをお持ちの保護者のかたへ。
塾・孔明にかけてみませんか。
子供にやる気があるかどうか分からない。という保護者の方。まず一度連れてきてください。
私が面談すれば、ほぼ分かります。