自分が頭が悪いと人は認めたくないものです。
そしてそのまま親になり、子供が勉強しないと嘆きます。
塾・孔明に勉強のできないお子さんが大勢来ました。
そのほとんど(全部といってよい)が成績が上がらないと言って途中退塾していきました。
最初、子供さんと親御さんとで面談に来るのですが、
そういう親御さんは決まって言います。
『うちの子は全然勉強しないんです。やる気が全くありません。何とかしてください。』
決してこうは言いません。
『うちの子は私に似て頭が悪いんです。少しでも勉強に興味を持たせてください。』
自分の子が勉強できない(しない)のに親の責任を全く感じていません。
勉強ができないのは70%親の遺伝です。残り30%も同じ家で暮らしている環境が良くありません。
親が毎日酒を飲みながらTVを見て大笑いしている。そんな環境が最悪です。
まず親が自分が頭が悪いことを認めたうえで、同じような子供が目の前にいる。と認識することから始めてください。
そうすれば、やみくもに勉強しろと怒ったりできないはずです。
『うちの子は私に似て頭が悪いんです。少しでも勉強に興味を持たせてください。』
と言って来て頂ければ、何とか良い結果になるようにできると思います。
なかなか成績が上がらなくても、すぐに塾を替えても意味がないことがお分かりだと思います。