保護者の皆さん、昔親に勉強しろとうるさく言われましたか?
お子さんたちは何も言わなくても勉強しますか?
勉強のできる子供は親が何も言わなくても勉強自体が面白く感じどんどん勉強します。
問題は勉強のできない子供の場合です。
親としても、色々説明します。
勉強しないと良い仕事に就けないよ。
将来、給料の高い仕事に就けないよ。
将来、立派な大人になれないよ。
等々。
でも、今どきの勉強のできない子供の心に今一つ響きません。
私(塾長)が子供のころは貧乏な家が多くありました。(私の家もその一つでした)
今の時代、あまり貧乏な家は少なくなりました。(全く無いとは言いませんが)
その頃は、大学進学率も30%あるかどうかの時代で、私たちの親のほとんどが超貧しい家庭で育ったため、ほとんどがまともな教育を受けて無く、
裕福な家庭の子供だけが上級学校へ進学し、良い職業に就いていた時代でした。
そのため、私が子供のころの親の口癖が、
私たちは貧しくて勉強をさせて貰えなかった。お前は勉強をさせてあげるから大学まで行きなさい。ただし国立大学に限る。(お金が無いから)
今の時代、子供に同じことを言える環境ではありません。
お前は国立大学へ行きなさい。と言えば、
お父さんは頭の悪い高校卒業でしょ。どうして僕が国立大学へ行けるんだよ。
お母さんは偏差値の低い私立大学卒業でしょ。私にだけ無理を言わないでよ。
勉強しないと将来お金に困るよ。と言えば、
お父さんもお母さんも高校卒業だけど、別に普通の生活してるじゃん。僕も将来そこそこで良いよ。
がむしゃらに勉強して、将来お金を稼いでやる。という気持ちになれません。
いわゆるハングリー精神がありません。
今どきの生徒は、
あそこの高校の制服はダサくて嫌。あそこ高校の制服がかわいい。そこに行きたい。
あそこの高校の部活の先生に指導されたいのでそこに行きたい。
勉強嫌いなので進学校は嫌。
全く何をしに進学するのか全く分かりません。
親よりは良い学校へ進学して将来は親より給料の良い職業に就いてほしい。
これがほとんどの親の心境でしょう。
では、子供にどう言って勉強させれば良いのでしょうか。
こう言ってください。
『いつもお前に勉強しろ。と言ってるけど、今度の試験でお前の限界まで勉強してみなさい。そしてその結果がお前の限界だと私(親)が認めたらその後は一切口出ししない。』
これでも一切勉強しないお子さんならもう諦めてください。何を言っても勉強しません。
少しでもやる気を出したなら結果で判断してください。
その結果がお子さんの限界だと思えばそれで良いでしょう。
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