英語を話すためにはリアルタイムで聞き取る能力が必要

 

中学、高校、大学と勉強しても日本人が英語を話すことができないのは世界の常識となっています。

日本の教育が悪いとか、もっと早い段階から英語を勉強すべきとか。何十年と議論されてきました。

そして、2020年より小学5年生から正式教科として英語の学習が始まることが決定するに至っています。

私に言わせると、

全く持ってナンセンス。学校教育だけで日本人の大半が英語を話せるようには100年経ってもなりません。

英語に関わらず、ある言語で会話をするためには、相手の言ってることをリアルタイムで理解出来なければなりません。

国立大学生くらいのレベル(TOEIC400~500点)でも、英字新聞(割と簡単なアメリカの小学生対象レベル)でもすらすらとは読めず、

2,3回読み直してやっと分ったり、場合によっては辞書を引かなければ読めなかったりします。

会話をするためには、この読んでリアルタイムで分る速さも必要になります。

何せ、会話のスピードは速いんです。

このレベルって実はTOEICとか。英検でも測れるのですが、英検準1級以上、TOEIC800点位でしょうか。

つまりこのレベルでないと英会話はできないのです。


文科省が目標とする2020年までに中学卒業時、英検3級同等レベルの学生を50%以上、高校卒業時英検準2級同等以上を50%以上としていますが、

英検準2級はTOEIC400点相当です。

このレベルでは会話どころのレベルではありません。もっと低いレベルです。

文科省の目標が英語を話せるレベルでないのです。

日本の学校教育は勘違いをしています。

英語は文字では無く音から入るべきだ。そして音として英語を理解すべきだ。

それはそうです。赤ちゃんが語学を習得する理屈はそうです。しかしこれは幼稚園までであって、
小学校に入ってからは文字で語学を習得していくのです。

音で習得しようと思ったら、1日16時間、6年間くらい必要です。

小学校5,6年、年間40分を70コマくらいで出来ると思っているのが愚の骨頂です。

なので、いくら英語の勉強を早めても、高校3年卒業時に英検準1級レベルになるのはほんの一握りです。
(大学入学の要求レベルはあくまでも英検2級以上にはなり得なく、それ以上のレベルまで勉強するのは特別な理由が無いと誰もしないから)


2020年に小学校5年から英語の授業化が始まりますが、おそらく数年後には効果なし、場合によっては逆効果で、廃止。

となると思います。

塾・孔明では小学4年から中学英語を先取り指導しますが、

あくまでも子供の能力に合わせて進捗スピードを変えています。

理解の遅い子供に無理やり教えても無理です。

理解の早い子供にはどんどん先まで指導します。

学校はそれができず一律なスピ―ドで指導せざるを得ないため、落ちこぼれがどんどん発生していくでしょう。

中学入学時には50%の生徒が英語が嫌いになっていた。なんて成りかねません。