子供を教育する基本の考え方

 

小学生、中学生、高校生の保護者の方へ。

子供が勉強しないと嘆いている方が大勢います。

いくら言っても宿題をしない。
家庭学習を全くしない。
成績が悪いのを全く気にしない。
勉強しなさいと言ったら怒る。

これらの光景が目に浮かんできます。

しかしここで昔の自分を思い出してみてください。

塾・孔明のブログの基本に流れている考えは、

・子供の能力は遺伝でほぼ決まる。学力はそれを基本にいくらかの幅を持っている。頑張ればその幅の範囲で上がる可能性がある。

その中で今まで敢えて言わなかった事ですが、

親の遺伝(隔世遺伝:祖父母の遺伝もある)で決まるという事は、

両親の能力に差がある場合、子供が取り得る能力に幅があるという事です。(両親の能力の範囲内で)

兄弟で学力に差があったり、顔、体型が父親にそっくりな子と母親にそっくりな子ができたりします。

教育に熱心なのは母親の場合が多いので、上記の子供にうるさく言うのが母親だと仮定します。

父親の学力が母親よりかなり低い場合に母親より学力の劣る子供ができる場合があります。

その場合は、子供が自分の昔に比べてあまりに勉強しないのを見て、やかましく言う場合があります。

その場合は百歩譲って仕方が無いとは思います。

しかし、父親とあまり学力差がない場合、(高校が一緒の場合等)目の前の子供の学力はあなたの子供のころとほぼ同じ(生まれ変わり)と見て下さい。

親に言われる前に宿題をしましたか。
家庭学習をしましたか。
成績が悪いのを気にして勉強しましたか。
親に勉強しなさいと言われてすんなりしましたか。

おそらく目の前の子供と同じであったはずです。

それじゃーどうすれば良いのか。

昔を思い出して下さい。

なぜ勉強をしなかったのですか。
なぜ成績が悪かったのですか。

勉強に興味が湧かなかったからしなかっただけでその気になればできた。

などという嘘は通用しません。

正直に、勉強が難しくついていけなかった。と言えば良いのです。

なら、子供も同じです。勉強が難しくて逃げているのです。


それでも子供に勉強をして欲しかったら、塾を利用してください。

どこの塾に行っても、大きな改善は期待できませんが、多少なりとも改善が可能でしょう。

昔の自分を思い出して、昔自分が親にして欲しかったことをしてあげれば良いのです。

親に言われて反発したことは同じようにしないで下さい。