自分が頭が悪いと人は認めたくないものです。
でも、本当に悪ければしっかりと認めて、しっかりと対策を講じれば良いのです。
頭が悪くても一生懸命勉強している人はいます。でも成績が悪くて、限界を感じて苦しんでいます。
ところが頭が悪い(本人が自分の事を薄々感じている)人の多くは意識して、積極的に勉強をしないようにしています。
何故でしょうか?
『自分が頭が悪いと認めたくないからです』
じゃー、一生懸命勉強して、成績を上げればいいじゃないか。と思いますよね。
でも彼らはそうは思いません。
仮に死ぬ気で限界まで勉強をして、その結果成績が悪ければ、自分の頭が悪いことが証明されてしまいます。
それだけは避けたい。将来引きずってしまう。
将来、自分の子供に言えます。
『お父さん(お母さん)は昔勉強やればできたんだよ。ただ興味が湧かなくてやらなかっただけなんだ。
だから、お前は勉強をしっかりやりなさい。やればできるはずだから』と。
もし子供がそんな状態の中学生の保護者の方。
子供に伝えて下さい。
『死ぬ気で勉強してみなさい。それでだめでもお前が悪いからでは無い。
親の遺伝子のせいでそうなったのだ。ごめんね。
でも、死ぬ気の勉強を続ければきっと良い事が起きるから。』と。
一生の内で、ある期間死ぬ気で勉強をしたという経験がきっと将来に役立つ時があります。
それを経験したことのない人は、自分の子供にも的確な指導ができません。
もし経験が無い保護者の方がいれば、自分の子供には経験させてください。