小中学校の先生に、
『あなたのお子さんは基礎力はありますが応用力が不足しています。もっと応用力をつけましょう。』
と言われたことはありませんか。
こう言われて、じゃーどうすれば良いの?
どんな勉強をすれば応用力がつくの? と思いますよね。
実は、先生が保護者にこのように言うのは理由があるのです。
まず基礎力と応用力とは何のことを言っているのでしょうか。
基礎力とは算数であれば計算力、ひっ算の正確さ、国語であれば漢字の読み書き、文法力あたりでしょうか。
応用力とは、算数であれば文章問題、国語だと作文力あたりでしょうか。
『あなたのお子さんは基礎力はありますが応用力が不足しています。』
を言い換えると、
『算数の計算はなんとかできますが、文章問題から計算式を導く事ができません。』
『漢字の読み書きはできますが、それの意味を正確に理解できていません。』
こんな感じでしょうか
こうはっきりと言うと保護者の方が気を悪くされるので、このように回りくどく言っているだけなんです。
それじゃー、基礎力も無い子供ってどのレベルなんでしょうか。
『あなたのお子さんは基礎力すらありません。』
というレベルって、おそらく学習障害が疑われるレベルだと思います。
でもこうはっきりとは言いませんが・・・。
という事は、先生が『あなたのお子さんは基礎力はありますが応用力が不足しています。』
と言わざるを得ないお子さんのレベルは、少なくとも平均より下だと思われます。
少なくとも平均より上のお子さんになら、
『あなたのお子さんは基礎力、応用力ともまずまずです。もっと努力すればもっと良くなりますよ。』
上位のお子さんになら、
『基礎力も応用力も申し分ありません。将来が楽しみですね。』
くらい言われるかもしれません。
ですから『あなたのお子さんは基礎力はありますが応用力が不足しています。』
と言われたら、自分の子供は平均よりは下なんだなと思ってください。
そしてそのレベルのお子さんの成績を上げようと思ったら、相当の努力が必要なことを理解してください。
少しでも早く塾、家庭教師等を利用されることをお勧めします。