中1生で成績が真ん中位の人でも勉強が嫌いになる可能性があります

 

保護者の方は『中2問題』って知っていますか。

小中高校生の内、勉強が嫌いな生徒の割合を見ると、中学2年に上がった段階で初めて半数を超え、
学習時間もそれまでの増加から減少に転じることを言います。

ある調査によると、

勉強が嫌いな生徒の割合は小学校4年の26.7%から学年が上がるにつれて増加し、
中学2年で57.3%に達し、好き:41%を逆転します。

それから高校3年まで60%前後で推移します。

どうして中学1年から2年に上がると勉強が嫌いな割合が50%を超えるのでしょうか。

勉強が分からなくなる割合が中学1年から2年で5割を超すからなのですが、

少しくらい分からなくても勉強が嫌いになるわけではありません。

必死でついていこうとするはずです。

でも授業の半分も分からなくなりだすと、さすがに、

『もう勉強なんか嫌いだ!』という事になります。
前のブログでも書きましたが、

小学6年間の勉強を全て理解できるのは上位50%の生徒に限られます。

中学3年間の勉強を全て理解できるのは上位25%の生徒に限られます。


ですからその間の25%の生徒が中学1年~3年の間のどこかで勉強が嫌いになりだすのです。

下位50%位の生徒は中1の間のどこかで、もしくは小学校の間に勉強が嫌いになり出します。

ですから中1生でも成績が真ん中位の生徒さんはそのままでは勉強が嫌いになり出す危険性があります。

そうなっては手遅れですので、1日でも早く塾にご相談されることをお勧めします。