自分の子供の能力を見極める

 

昔学生の頃あまり勉強しなかった親が良く言います。

『自分は昔、勉強に興味が湧かなかったから勉強しなかっただけで、勉強したらできた。だから子供も勉強したらできるはずだ。』

では、聞きます。

・どうして勉強に興味が湧かなかったのですか。

・学校に行って授業中勉強をしないで何をしていたのですか。

家庭学習をしなかったというのは分ります。でも授業中勉強せずに何か他の事をしていたのですか。(例えば絵を描いていたとか)


結局、そういう親は自分が勉強ができなかったのを認めたくないだけなのです。

ですからそういう親の子供もほとんど親の遺伝で同じように勉強ができない可能性が大です。

では、どうすれば良いのでしょうか。

諦めるしかないのでしょうか。


当塾のブログを隅々まで読んで貰えば分かりますが、

環境で変わる割合が3割程度あります。(残り7割は遺伝で決まる)


本人が最適な努力をすれば3割程度成績が上がる可能性があります。

私はこの範囲を偏差値5UPと見ています。


問題は最適な努力をすると言う事です。


努力の質、量が最適であることが必要です。

駄目な親は自分の子供にこの最適な努力をさせるという事と真逆なことをします。

・むやみに勉強しなさい。とだけ言う。
・あなたはやればできるはずだと過度な期待をかける。
・勉強しないと叱る。

等、等。


子供に最適な努力をさせることができるかどうかにかかっています。


ここは塾の力を借りましょう。

ただし覚悟して欲しいことがあります。


子供の能力によっては限界があるという事です。

塾によっては、勉強すればいくらでも成績が上がるみたいなことを言う塾がありますが、

全く信用してはいけません。


遺伝の影響は凄いものがあります。

残酷すぎる事実です。


自分の子供の能力を適正に認めたうえで最適な努力をさせる。


これに付きます。