塾・孔明開塾3年半が経ちますが、入塾後途中で辞めていった人が何人かいます。
退塾の理由のNo.1は、
『子供が塾に行きたくないと言っていますので。』というものです。
行きたくない理由まではいって貰えませんが、おそらく、
・成績が上がらない
・塾の勉強についていけない
・勉強が面白くない
と言ったところでしょうか。
それにしても子供が塾に行きたくない。辞めたい。と言ってきた時、親はどうして、
『分かった。辞めればいいよ。お前にもっと合う他の塾を探そうか。』とか、物分かりが良いのでしょうか。
これが仮に、習い事でやっている、ピアノとか水泳とか習字とかだったら、
『何を言ってるの。あなたがやりたいと言って始めたのでしょう。そんなに簡単に諦めずに頑張りなさい。』
と言って諭すはずです。
それが勉強の塾だと、
成績が上がらないのは塾の教え方が悪いに決まっている。子供も辞めたがっているし、塾を替えようか。
となるのでしょうか。
子供の勉強ができない理由を塾や学校の先生のせいにする親と生徒は子供の頭の悪さを全く認識していない事から生じています。
仮にどこかの塾に通っても成績が上がらなかった生徒は、他の塾に替えてもほぼ100%成績は上がりません。
塾を替えれば成績が良くなるかもしれないと思う時点で、いかに自分と子供が頭が悪いかを認識していません。
当塾にも他の塾から替わってきた生徒が何人かいましたが、全員成績が上がらないと言って辞めていきました。
『何を言ってるの。成績が上がらないのはあなたの努力が足りないからでしょ。そんなに簡単に諦めずに頑張りなさい。』
と言える親になってほしいものです。