2017年09月23日の新聞に書かれていました。
新聞や教科書などを読み取る基礎的な読解力を身に付けられないまま中学を卒業する生徒が25%もいることが、国立情報学研究所(東京都)・新井紀子教授らの研究チームの初調査で明らかになったそうです。。
主語や目的語など文章の構造が理解できているかを問うタイプの設問群で、
中学1年の正答率は62%、中学2年が65%、中学3年が75%だったそうです。
中学3年の4人に1人(25%)が、教科書レベルの基礎的な読解力を身に付けないまま義務教育を終えていることになるとの事です。
要するに国語力が不足しており、教科書の日本語が理解できないのです。
という事は、国語以外の教科、社会とか理科とか、数学、英語の成績が悪いのは、教科書の日本語の意味が分からない事から来ていたのです。
以前のブログでも書きましたが、国語力はその人の能力(IQ)に近い所があって、国語力がある人は努力したら成績が上がる率が高いが、国語力が低い人はいくら努力してもなかなか成績が上がらない傾向にあります。
これらの事が証明された感があります。
教科書が理解できない人は先生の説明していることもなかなか理解出来ないと思います。
中学で下位25%の生徒さんはまず国語力を付けるための努力、(易しい内容の本を多く読むとか)から始めることをお勧めします。