特に中学生にとって、夏休みに大量の宿題が出ます。
各教科のワークと、理科の自由研究、読書感想文、等々。
これらを全てこなすことで生徒の学力が向上するのでしょうか?
中には、数学で出来なかった問題が出来るようになったとか、
漢字、英単語が書けるようになったという生徒がいないわけではありません。
しかし、例えば各教科のワークを例にとると、簡単すぎてやるだけ時間の無駄というレベルの人と、
全く分からなくて、取りあえず答えを写して提出するだけという生徒までいます。
先生としても、分からない問題は答えを見てもいいというスタンスなので、全く分からない生徒は丸写しをします。
上記両極端の生徒にとって、学校の宿題をすることは時間の無駄と、鉛筆の芯の無駄に過ぎません。
ではどういう宿題を出すことが本来理想なのでしょうか?
取りも直さず、生徒本人のレベルにあった個々別々の宿題です。
そんなこと無理。という先生の声が聞こえます。
もし公立中学でそんなことしたら、生徒の親から苦情が来てしまう。との声も聞こえます。
でも本来宿題とは個々のレベルに合わせて、宿題をすることで成績を向上させるためのものです。
ほとんどのレベルの生徒にとって学校の宿題をしても成績は向上しません。
夏休みの学校の宿題は適当に済ませて、塾で個人個人に最適な学習と塾の宿題をすることをお勧めします。