中学生をお持ちの保護者の方にとって、自分の子供がしっかり勉強しているかどうかがとても知りたいです。
例えば期末テストで、5教科の平均点が60点を取ってきた時、全て60点という事は無くて、
国語が80点、数学が50点、英語が60点、理科が50点、社会が60点というようにばらついているはずです。
中学の国語って、学校の授業を真剣に受けていたら、家庭学習をほとんどしない(宿題と漢字の書き取りくらいはする)し、勉強をしたから点数が上がることもあまり無い。という感じだと思います。
つまり国語の能力は本人の日本語の能力を表しており、本人のIQに近いと考えられます。
国語が平均点の人はIQ=100の可能性が高い。
学校の定期テストは平均点が大体60点になるように作成されています。(毎回のテストで若干のばらつきはありますが。)
ですから国語が60点の人は5教科の平均が60点であれば、人並みに勉強をしていることになります。
ところが上記例を見てみると、この生徒は国語が80点取れていますから、平均点が80点無いと人並みに勉強していない事になります。
結果、全く勉強していない可能性があります。
IQの話が出てきましたが、IQについては、他のブログで詳細に説明していますので、そちらを参照ください。
http://www.juku-komei.jp/blog/1511/
『塾でどこまで成績が伸びるか。No.2』
逆に、国語の点数を5倍した点数より5教科の合計点が高い人は、しっかり勉強できています。
この判別方法は、本人のIQを簡易的に判断する方法としてかなり使えると自負しています。