算数の速さの問題で、『みはじ』、とか、『はじき』、とか教える先生は先生失格です

 

6年生で、速さを学習します。
近年、みはじとかはじきとかの語呂合わせを先生が教えている現実を聞くにつけ、嘆かわしくて残念です。
『みちのり』=『速さ』×『時間』
『速さ』×『時間』=『距離』
これらを語呂合わせで覚えさせます。

文科省は『みはじ』とか『はじき』とかの語呂合わせを決して教えてはいません。学習指導要領にも載っていません。
つまり、教科書には載っていないのです。

いつ、誰がやりだしたか知りませんが、今ではかなりの学校の先生がこのやり方で教えているようです。
当塾の塾生も小学校で習ったそうです。
学習指導要領に載っているやり方で教えず、勝手な教え方で教えている先生は学校教育法違反です。

せめて、『みはじ』とか『はじき』の方法で教えることで、その子が中学に進んだ時、少しでも役に立つのだったら百歩譲って認めましょう。
ところが実際は百害あって一利なしなのです。

・速さとは、一定(単位)時間あたりに進む道のり(距離)である。
 
『みはじ』とか『はじき』で計算してきた生徒のほとんどはこのことを理解しないまま中学に進んでいます。
 
小学校の先生は、生徒が速さの本質を理解しようがしまいが、中学校へ送り出したらそれでおしまいです。
6年生で実施される全国一斉学力テストで目前の点数さえ取ってくれれば良い。だけでしょう。

中学の数学の先生が困っています。
『小学校の先生はなんていい加減なんだ。速さの意味もちゃんと教えず、変な語呂合わせで教えるのはやめてくれ。』と。

 

さらに困った現象で、小学校5年で学習する『割合』のところで、
くもわ』とかが近年出てきています。

『比べる量』=『もとにする量』×『割合』というものです。
 100円 =  200円  × 0.5

難しい問題は全て語呂合わせにしてしまえ。という事らしいです。

算数は将来の数学につながり、大学入試まで学習は続きます。
名目上、大学でも学習は続きます。
安易な語呂合わせを使ってその場しのぎをしたら、後でつけが回ってきます。
あくまでも正攻法で教えて、もしついて来れない生徒がいたらそれでいいじゃないですか。
 
東大に合格できるような人を除いて、高校3年間までの算数、数学で、ほとんどの人はどこかでつまずくのです。
それが早いか遅いかはその人の頭の出来で決まります。
 
安易なその場しのぎは是非やめてください。