
小学4年生のブログで、小学4年生の算数から難しくなり始め、つまずく生徒が出てくると書きました。ところが、小学5年生の算数では、つまずくどころか、完全にこける生徒が出てきます。
5年生になると、
① 3 × 3.14 =
② 0.8 × 0.53 =
③ 54 ÷ 0.6 =
④ 79.8 ÷ 0.57 =
のように、整数×少数、少数×少数、整数÷少数、少数÷少数が出てきます。しかし、ルールに従ってひっ算が正確にできれば答えが出るので、ここでつまずくのは割と少数です。
ところが、5年の算数の最大の難関は、
- 倍数、約数、最小公倍数、最大公約数
- 分数の通分、約分
- 割合 (百分率、歩合)
- 体積 図形の面積
特に最小公倍数が理解できないと、分数の通分ができません。ここが曖昧なまま中学生になる生徒が相当います。
中学生で数学の計算ができない理由が、分数の計算ができないからという人が多いのです。
次に、割合ができない生徒が続出します。
⑤ 35Lは28Lの何%ですか。
⑥ 20gの2割8分は何gですか。
⑤の問題で、35 ÷ 28 、 28 ÷ 35 どちらをやるべきか迷う人が続出します。中には、35 × 28 まで出てきます。
⑥の問題では、20 × 0.28 が多いですが、20 ÷ 0.28 もかなり出てきます。この辺になると、算数(数学)に対するセンスというか、頭の良し悪しがかなり表れてきます。
塾・孔明では、このあたりでつまずく生徒に対し、最適な指導を行うことで、何とか授業についていき、中学になった時に出来るだけ困らないようにしていきます。
塾・孔明にご相談下さい。