高校1年の出来・不出来で大学進学が決まる

巷には、ビリギャルとかいって、全く勉強のできない生徒が、3年生になって急に頑張って慶応大学に入った話とか、年間で偏差値を30上げたとか、誰でも頑張れば東大に行けるとか、自慢話が良く載っています。

まあ、日本中探せば、1年に何人かはこれくらい偏差値を上げた人がいるのは確かだと思います。

だから、私も高校2年生までは思いっきり青春を楽しんで、高3になったら死ぬ気で頑張って一流大学へ行って見せる。などと考える人が出てきますが、ほとんど全員、3年になっても全く成績が上がらず、大学入試で撃沈します。

世の中そんなに甘くはないのです。

よく考えてください。頭の中は見えないので、他人との区別(自分は他人より頭が良いのか悪いのか。)が良く分かりません。自分の頭の中も自分自身でもよく分かりません。

だから、頑張れば成績は上がるはずだ。ただ今はあまりやる気が起きないだけで、きっといつかやる気が起きるはずだ。などと勉強しない自分を正当化します。

運動部の部活をしている人は知っていると思いますが、強い人は、才能も確かにあるが、常にトレーニングをしているし、筋肉も付けているし、日々努力しているのが見えます。

もしその人に勝たないといけないとしたらどうしますか。その人以上に努力して、基礎体力、筋力、を付けて、なおかつ実践力の練習もして、となると、日々の練習時間もその人より増やして、なおかつ長期間必要だと気づくはずです。

例えば、高校3年のインターハイで好成績を上げたい人が、高校2年までは青春を楽しんで、3年になったら一生懸命練習をしたくらいで実現できますか。

それが、勉強だと、できるかもしれないと思ってしまうのです。
『ビリギャル』は出来たじゃないか。と反論されるかもしれません。

ビリギャルのモデルは私立の中高一貫に通っていた人で、その学校は周囲では偏差値の高い学校です。ですからもともと頭が良かった人が、学校に入った後で何かの理由で勉強をしなかっただけであって、一生懸命勉強をすればできる人だったというだけです。

つまり、知能指数(IQ)が高い人が一時期偏差値が低かっただけなのです。

自分の知能指数(IQ)を知っていますか。
私が小学校の時、IQを測られた記憶があります。今も測っているはずですが、本人、保護者には知らされないと思います。

本当は知らせた方がいいのにと思います。
IQがものすごく高い人は、高3からでも取り返しがきくかもしれませんが、ほとんどの人は、IQと偏差値が似通ったところで頑張っているので、偏差値を急に上げることはほとんど不可能なのです。

なので、高校1年で目一杯頑張って、得た高偏差値を残り2年間維持する方が確実だと言えます。

高校3年間勉強をし続けるのが一番良い結果をもたらすという事は理解できると思います。ただ、勉強の仕方、時間の効率的な使い方等を間違えると、いくら勉強しても結果がついてきません。

塾・孔明に相談頂ければ、確実に高偏差値を維持できる方法を伝授します。